ノートルダム・ド・パリ応援隊

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ノートルダム日本公演 - 1幕1

「ノートルダム・ド・パリ」の日本公演を観劇してきました♪

曲ごとに簡単にコメントを書きとどめておこうと思います。
観劇前の方で、あまり知りたくないという方は読まずにスルーしてくださいね。
(タイトルは日本公演パンフより)

開始前

本公演には幕というものがありません。
最初から舞台奥の石造りの壁が見えている状態。
上手・下手それぞれに、板でできた台のようなものが置かれています。

開始前には壁は壁のままですが、
この壁の石が四角いパーツをはめ込んだ形になっていて、
場面によって、その一部が繰り抜かれた形で向こう側に階段が見えたり
部屋として扱われたりします。

(1)Overture 序曲

オープニングの曲が流れている間、舞台上は真っ暗です。
その間にグランゴワールがスタンバイ。

(2) The Age of the Cathedrals カテドラルの時代

下手の台の上で横になっていたグランゴワールが起き上がり、
「This is a tale that takes its place...」と
「カテドラルの時代」を歌い始めます。

グランゴワールが両手をあげると、石造りの2つの四角い塔の上から
ガーゴイルが出てきたり、いかにも物語の始まりという感じ。
「1482年 愛と欲望の物語」がこの歌の迫力とともに始まります。

石丸幹二さんがラジオでこの歌を、「すーっとあがっていく音階が
高くそびえるカテドラルを表しているよう」という主旨の説明をされてましたが、
本当にそうですね。この歌を通して、間違いなく私達は「カテドラル」を
「感じて」いるんだと思います。

(3) The Refugees 流浪の民

クロパンがジプシーたちとともに登場。
ノートルダム大聖堂に「聖域」(批難所)を求めます。
ダンサー&アクロバット圧巻!!
バク転などをするのがたぶんアクロバット・チームですが、
最前列だとどん!という振動がそのまま伝わってきます。

クロパン演ずるイアン・カーライルは、おでこの部分に
歌舞伎の隈どりのようなラインを入れています。
これはイタリア版クロパンでよく見るメーキャップ。
額部分がゴールドに光ってます(かなり薄いのでクドくはないです)。

目を血走らせた感じで怒りを表現するイアン、かっこいい!

ジプシーが踊っている後ろで、フロロがゆっくり奥の壁のところまで歩いていって
大聖堂の階段をゆっくり上がっていきます。
舞台上での怒りを表した「動」と対照的な、冷やかな「静」。

(4) Intervention of Frollo and Phoebus フロロとフェビュスの登場

フロロが近衛隊長のフェビュスに、冷やかに厳しい口調で
ジプシーたちを追い払うよう命令。
その前のシーンのフロロは、影がゆっくり動いていく無気味な存在だったのが
一転して厳しく冷徹な雰囲気に。
その辺の緩急の付け方が素敵。

フェビュスは近衛兵を従えていますが、
黒い服にこん棒っぽいものを持った兵隊たちはかなり現代的雰囲気。

エスメラルダが上手から登場。

(5) The Bohemienne Song ボヘミアの歌

舞台中央で、ジプシー風に軽く踊りながら歌うエスメラルダ。

それを上手から見ているフェビュス。
舞台は他に女性ジプシーたちだけが残って、主に座っています。
エスメラルダが彼女たちに話しかける感じで歌いながら絡みます。

(6) Esmeralda You See エスメラルダ、分かるだろう

フェビュスがエスメラルダに話しかけようとするところに
クロパンが割って入ります。
その時のクロパン・イアンが、「てめぇ、俺の妹に手ぇ出すな!」と
目で語っています(*性格には「妹」ではなく「妹分」ですが)。

クロパンがエスメラルダと上手の台に座って
もう年頃なんだから気をつけろ、と諭します。

下手の奥の方からフルール・ド・リスがゆっくり登場

(7) So Look No More For Love 愛を探し求めないで

フェビュスと婚約者のフルール・ド・リスが、愛を誓う歌を歌います。
まだ純粋にフェビュスの愛情を信じているリスがいじらしい。

歌が始まってすぐに、エスメラルダがフェビュスに声をかけようとしますが、
クロパンに引きとめられます。
エスメラルダもまた、フェビュスに興味を持っている様子が伝わってきます。

歌が終わるあたりに、ふらっと通りがかったグランゴワールが二人を見つけます。
観客にむかって「しー!」というしぐさを見せ、
二人のそばまで行って、歌の最後で紙吹雪をぱーっと投げます。

ここで一気に曲調が変わって、次の曲に。

(8) The Feast of Fools 道化の祭り

暗かった舞台が一気に明るくなります。暗→明、静→動へ。
「道化の祭り」にふさわしく、街の人たち(ダンサー)も
キテレツ(笑)なヘアスタイル。
ダンサーたちの奇妙な掛け声もまた楽しい。

グランゴワールが取り行う「道化の祭り」で
一番醜い者を「道化の王様(フランス語では「法王」)」に選出。

楽しい雰囲気を奥の壁の高くから何やら嬉しそうに眺める形でカジモド登場。
醜いけれど表情の豊かさ・キュートさが出ているマット・ローランのカジモド。

階段を下りて下にやってきたカジモドが道化の王様に選ばれます。
エスメラルダが王冠を持って登場し、ちょっと無造作にカジモドにかぶせます。
(王冠が昔より豪華になってる気がする(笑))

(9) The King of Fools 道化の王様

カジモドを乗せた台が鎖で吊るされる形で上にあがっています。
本当に王様に選ばれた気分で有頂天になっているカジモドが
「僕を愛してくれるかい?」とエスメラルダに尋ねます。
周囲は大笑い。エスメラルダも苦笑。

穏やかなメロディと歌声は、
周囲の反応をわかっていないカジモドの哀愁を感じさせつつも
やはりそのじんわりとした喜びを感じさせます。

(10) The Sorceress 魔女

そこへフロロ登場。ここでも一気に曲調が静から動へ変わります。
カジモドの王冠をわしずかみにして剥がし取るフロロ。
周りの「何をする!」という反応に対し、
全くおびえきっているカジモド。

フロロはカジモドに、エスメラルダは魔女で異教徒であり、
キリストの教えを諭すために彼女をさらうよう命じます。

(11) The Foundling 捨て子

舞台中ほどに薄い幕が下ろされ、舞台上には
上手にフロロとカジモドだけが残っています。

捨て子だった自分を育ててくれたフロロに感謝するカジモド。
あなたのためなら何でもします、というカジモドに
最後は少し軽く二度うなずいて、「わかった」という表情を見せる
ロベール(ロバート)・マリアンのフロロ。

カジモドに対してフロロはかなり冷やかな部分しか見せないのですが、
ここでは単に上から目線で命じてるだけではない、
血の通った部分を感じさせる演技でした。

一方、フロロへの愛情、そして哀しさを体と声いっぱいに表現する
マットのカジモド。

(12) The Doors of Paris パリの城門

夜のパリの街角。舞台上2か所でドラム缶に火がたかれ(たぶん本物)、
グランゴワールが静かに夜の情景を歌います。
美しいメロディ・ライン、そして終わりには何か起こりそうな予感を感じさせる
怪しい雰囲気。

(13) Kidnap Attempt 誘拐の企み

エスメラルダが下手で火にあたりにきます。手にはナイフ。

そこへフロロとカジモドが現れ、彼女をさらおうとしますが、
衛兵に捉えられます。フロロは逃亡。
上手にフェビュスとグランゴワールがおり、
グランゴワールのところへエスメラルダが逃げてきます。
(一応原作通りグランゴワールがまずは助けた形?(笑))

フェビュスはエスメラルダに、「ヴァルダムール(愛の谷)」で
会う約束をします。
それを上手・下手の舞台端それぞれで聞いているフロロとグランゴワール。
「At the Cabaret Val d'amour・・・」と二人で別々に繰り返します。


**** 「ノートルダム・ド・パリ」日本初演版 観劇レポート ****
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Mew

Author : Mew

2013年来日公演したミュージカル
ノートルダム・ド・パリ」、及びフレンミュージカルを応援中!ノートルダムでオリジナル・グランゴワールを務めたブリュノ・ペルティエも熱く応援中!


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