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(3) エスメラルダとクロパンの火花な関係:四季版ノートルダム

エスメラルダは、ジプシーの美しい踊り子です。
原作や映画、フレンチ版など多くの作品で、彼女はジプシーの中でみんなのプリンセス的存在。

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↑シテ島のサント・シャペルにいたエスメラルダとカジモド

四季版のエスメラルダは、仲間と群れるというより、孤高のジプシー。しきたりに縛られるのが嫌いで、しっかりした考えを持ってそれを貫こうとするので、友達ができなさそうなタイプ。そして、そういう自分にちょっとジレンマも感じています。それでいて他人想いで、一生懸命。細やかにその性格が描かれているので、彼女の行動はどれも自然で説得力があります。

四季版エスメラルダの不器用な性格設定は、特にフィーバスとの関係で光ってくるんですよね。フィーバスもそりゃ守りたくなるよね、っていう感じ(^^)。

カジモドを心配して奔走するエスメラルダに、フィーバスがなぜと問うと、「誰かが心配してあげなきゃ」というエスメラルダ。
その後エスメラルダの窮地にフィーバスが手助けをした時に、今度はフィーバスが彼女に、「誰かが心配してあげなきゃ」。
・・・もう胸きゅんきゅんしちゃいますよねー♪♪



一方のクロパンはジプシーのリーダーで、泥棒王国「奇跡御殿(奇跡の庭)」を仕切っています。
脇役ながらいい働きをするヤツで、原作はじめ数々の派生作品でも、猥雑で怪しげ、だけどどこか陽気な雰囲気を作り上げる役割を大きく担っています。フレンチ版ではさらに、クロパン率いるジプシーたちを現代の移民問題とオーバーラップさせて描いていて、作品世界を重厚なものにしています。

そして、四季版ではエスメラルダとクロパンとの関係がおもしろい。
二人は、ちょっぴり犬猿の仲なのですよーー(≧∇≦)!!

どちらかというとエスメラルダのほうが枠からはみでたことをしがちなのです。稼いだ金をクロパンに支払うのを「しきたりに従うのは好きじゃない」と言って渋ったり、その辺がリーダーであるクロパンにはいろいろと気に入りません。ことあるごとに、視線の火花を散らす二人(かわいい・・・)。
だからといって互いを嫌っているというわけではないな~。相性は良くないけど認め合ってる、的な?(笑)。

彼女が窮地に陥った時には「何かしでかすと思ってたよ!」とエスメラルダに言うクロパン。
でも彼女を見捨てず助け出すクロパン(いい奴・・・)。

原作などそれ以外の作品では、この二人はとりあえず仲良しキャラだったので、四季版の関係はとーっても新鮮。エスメラルダの細かい性格描写にしてもそうですが、ストーリーの流れには直接関係ないけれど、今の私たちから見てちょっと遠い存在であるジプシーなど中世の物語世界に、親近感や現実味を加えてくれるんですよね。ああ、こういうのありそう、とか(笑)。



それと、エスメラルダの靴!最初の萌えシーンは、初めてエスメラルダが登場するダンスのシーン。
「エスメラルダが靴はいてる~~~~~(≧∇≦)」(←そこかよ)

フレンチ版のエスメラルダは裸足なんですよね。靴を履いてる姿はとても新鮮で、これも素敵♪
それで、家に帰って最初に原作でチェックしたのがコレなのですが(笑)、
「原作も靴はいてる~~~~(≧∇≦)」 (←ちゃんと記載があったことがまた嬉しい ←それまで認識せずに読んでいた)
さらにアニメ版をチェックし、
「アニメ版も裸足~~~(≧∇≦)」

・・・結局、何でもいいんじゃないのか?(笑)・・・と、自分に突っ込むくらい、靴か裸足かでテンション上がってました。

ちなみに、その靴って四季版ではヒールは太く低く(きっと舞台だから)、そして色は淡いサーモンピンク。遠目だと履いてるかどうかはっきりわかりにくくて、意識しなければ素足に見える感じです。(彼女がダンス・シーンでその靴を履いたおみ足をぱーーっと上げるのが、これまた素敵でねぇ♪)

それと、私が拝見したエスメラルダ役の岡村美南さん、ちょっと低めの豊かな声やしゃべり方が、カジモドに語りかける時とかすごく心に響く感じで素敵でした。優しくかつ孤高のエスメラルダを、とてもよく表現してらっしゃったと思います。


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四季版「ノートルダムの鐘」感想 (2017)






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Mew

Author : Mew

2013年来日公演したミュージカル
ノートルダム・ド・パリ」、及びフレンミュージカルを応援中!ノートルダムでオリジナル・グランゴワールを務めたブリュノ・ペルティエも熱く応援中!


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