ノートルダム・ド・パリ応援隊

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(1) 四季版「ノートルダムの鐘」:関連作品の比較概要

劇団四季の「ノートルダムの鐘」見ましたーーー!
エスメラルダがまた違った味わいがあって、素敵~~~(≧∇≦)(≧∇≦)

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・・・などなど語りたいことはたくさん!原作やフレンチ・ミュージカル版やアニメ版とも比較しながら、感想を述べたいと思います。(**ラストまでネタばれ100%です。知りたくない方はこのままお帰りください)

原作を元にした派生作品は実写映画などたくさんありますが、ここでは以下の4作品(原作+ミュージカル系作品)との比較になりますので、以下簡単に作品のおさらい。

◆ 原作 「ノートルダム・ド・パリ Notre-Dame de Paris」
フランスの大文豪ヴィクトル・ユゴー Victor Hugoの小説。1831年発表、フランス語。原題の意味は「パリのノートルダム」(ノートルダム大聖堂のこと)。この原作を元に、映画やミュージカルなど数多くの派生作品が作られました。

◆ アニメ 「ノートルダムの鐘 The Hunchback of Notre-Dame」
ディズニーによるアニメ映画。1996年公開、英語。英語版タイトルは「ノートルダムのせむし男」。作曲はアラン・メンケン Alan Menken。

◆ フレンチ・ミュージカル 「ノートルダム・ド・パリ Notre-Dame de Paris」
フランス発の舞台作品。1998年パリ初演、フランス語。作詞リュック・プラモンドン Luc Plamondon、作曲リシャール・コッシアンテ Richard Cocciante。世界10数か国で上演され、800万人以上の観客動員。日本では2013年に英語版上演。
詳しくはこちら

◆ 劇団四季版ミュージカル 「ノートルダムの鐘 The Hunchback of Notre-Dame」
ディズニー版アニメを元にした舞台作品。1999年ベルリン初演、ドイツ語。タイトルは「Der Glöckner von Notre Dame ("The Bellringer of Notre Dame")」。その後、2013年以降にアメリカのオフ・ブロードウェイにて英語版を上演。
この作品を元に劇団四季が2016年から日本語で上演。


…すでにもうややこしいですよね(^^;)。
ここではディズニー舞台版のことを「四季版」とします。その中で私が見た舞台は四季版のみなので、歌詞などを除いて基本的には四季舞台版の話です。また、フレンチ・ミュージカル舞台は「フレンチ版」と表記します。

さて、こちらが四季版のプロモーション・ビデオです。







◆ 原作によるあらすじ

1482年、パリのノートルダム大聖堂を舞台に繰り広げられる物語。
ノートルダム大聖堂の司教補佐クロード・フロロは、容姿が醜い捨て子のカジモドを拾って育てる。カジモドは、成長して大聖堂の鐘つき男となる。

ある時フロロはジプシーの踊り子エスメラルダに心を奪われ、理由をつけてカジモドに彼女をさらうよう命じる。しかし誘拐は失敗に終わり、カジモドは捉えられて広場で拷問を受ける。その時エスメラルダが水を差し出したことでカジモドは彼女に恋をするが、彼女が恋に堕ちたのは誘拐されそうになった時に助けてくれた王室射手隊隊長のフェビュスだった。

フェビュスにはフルール・ド・リスという貴族の婚約者がいたが、彼はエスメラルダと夜を過ごす約束をする。一方フロロはエスメラルダとフェビュスのことが気になってその後をつけ、エスメラルダと二人きりになったフェビュスをナイフで刺して逃げてしまう。その犯人だとして無実の罪を着せられたエスメラルダは絞首刑を言い渡される。カジモドは助けようと奔走するが、自身の愛をエスメラルダから拒まれたフロロの画策によって、彼女はとうとう絞首台の露と消える。カジモドはフロロを大聖堂の上から突き落とす。

フェビュスはリスと結婚。その数年後、モンフォコン墓地でカジモドと思しき遺体がエスメラルダの遺体を抱きしめる形で眠っているのが見つかる。


◆ 派生版3作品の大雑把なあらすじ比較

・フレンチ版: 原作におおむね忠実(上記のあらすじ通り)。
・アニメ版; ハッピーエンド。
・四季版: アニメ版を元に原作の要素を当てはめた感じ。


◆ 違いがある部分の比較

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グランゴワール:
・原作&フレンチ版に登場する詩人のグランゴワールは、物語を進行させる大きな役割を担っていますが、アニメ版&四季版には登場しません。ただ、グランゴワールのエピソードは、アニメ版&四季版の後半で登場します;

カジモドとフィーバスがエスメラルダを探して奇跡御殿(奇跡の庭)に侵入してつかまり、死刑にされそうになったところをエスメラルダに助けられる、というエピソード。ここは原作&フレンチ版では侵入してつかまるのは、カジモドとフィーバスではなく、グランゴワール。彼はつかまって死刑にされそうになりますが、エスメラルダに助けられ、そして二人は仮の結婚をすることになります。

ジャリ:
・エスメラルダが飼っている(というよりエスメラルダの友達?)ヤギのジャリは、原作とアニメ版に登場して良い働きをするんですが、さすがに舞台系2作品には登場していません。動物はさすがに舞台では難しいのでしょうね。


[次→] (2) カジモドの結婚




四季版「ノートルダムの鐘」感想 (2017)

(1) 関連作品の概要
(2) カジモドの結婚
(3) エスメラルダとクロパンの火花な関係
(4) 神父と判事は似て非なるもの
(5) カジモドはなぜ「反逆」したのか
(6) 弟が示すフロローの道
(7) カジモドの名前の本当の意味
(8) 陽ざしの中へ






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Mew

Author : Mew

2013年来日公演したミュージカル
ノートルダム・ド・パリ」、及びフレンミュージカルを応援中!ノートルダムでオリジナル・グランゴワールを務めたブリュノ・ペルティエも熱く応援中!


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