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バレエのエスメラルダ

ヴィクトル・ユゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ」を原作としたものには
ミュージカルやアニメだけではなく、バレエ等の舞踊作品があります。

私はローラン・プティのバレエしか知らなかったのですが、
その他にもいろいろあるようです。さすが世界的文豪・・・。
というわけで、舞踊関係ノートルダムのまとめ。


(1) ノートルダム・ド・パリ Notre-Dame de Paris
ローラン・プティ版 Roland Petit

振付: ローラン・プティ | 音楽: モーリス・ジャール
衣装: イヴ・サン=ローラン |装置: ルネ・アリオ |照明:ジャン=ミシェル・デジレ
初演: パリ・オペラ座 (1965年)


Notre-Dame de Paris 投稿者 operadeparis

初演時には、ローラン・プティ自身がカジモド役を務めたそうです。

バレエにカジモドというキャラでもアリなのかなと思っていましたが、
下記の2014年パリ国立オペラ座バレエ団のオペラ・ガルニエ公演での記事によれば
「脚が不自由で背中が歪んでいてバレエの主人公としては例外的な醜男」
だそうで・・・やっぱり「例外的」なんですね。

そして作品には・・・モダンな感じのノートルダム大聖堂がどん!と出てきますねー!
フロロはマスク?みたいなのをしてますね~。
カジモド演じるル・リッシュは、
カジモドの動きなのに足の動きとか美しい・・・そこに違和感がない・・・
すばらしいです。

参考記事:
- Dance Club Web Magazine 公演寸評。写真チェック!

この作品は、日本でもDVDで発売されていますが、
パリ・オペラ座バレエ団版とミラノ・スカラ座バレエ団版があります。

パリ・オペラ座バレエ団(1996年オペラ・バスティーユ公演)
エスメラルダ: イザベル・ゲラン |カジモド: ニコラ・ル・リッシュ
フロロ: ローラン・イレール |フェビュス: マニュエル・ルグリ


ミラノ・スカラ座バレエ団(2013年ミラノ・スカラ座公演)
エスメラルダ: ナタリヤ・オシポワ |カジモド: ロベルト・ボッレ
フェビュス: エリス・ネーザ | フロロ: ミック・ゼーニ


このミラノ・スカラ座版をテレビで放映予定!
Classica Japan
2015年6月11日・12日・15日・16日・17日


(2) エスメラルダ La Esmeralda
ブルメイステル版

振付・演出:ウラジーミル・ブルメイステル [1950年]セルゲイ・フィーリン[2009年]
音楽:チェーザレ・プーニ/レインゴリト・グリエール/セルゲイ・ワシレンコ
台本:ワシリー・チホミーロフ/ウラジーミル・ブルメイステル
美術:アレクサンダー・ルーシン[1950年] ワレリー・レヴェンターリ[2009年]
初演: 国立モスクワ音楽劇場バレエ団 1965年

こちらがその舞台映像。
Эсмеральда」は、ロシア語で「エスメラルダ」。


道化の法王のシーンだな!とか、わかりますよね♪
「ブルメイステルはこれ(エスメラルダと彼女をめぐる男たちの物語)に
エスメラルダの出生の秘密にまつわるエピソードを加えた」だそうで、
原作にあるお母さんの話が入っているようですね。

ウラジーミル・ブルメイステルが1950年に振り付けたものを
2009年に美術や衣装を一新。とても演劇性の高い作品なのだそう。
こちらのカンパニーは「“ダンサー=俳優”の理念を掲げ、
踊りだけでなく、俳優としての表現力をダンサーに求め、
原作やバレエを知らない人でも内容がわかるようにストーリーを重視する」
のだそうで、初心者でも楽しめそうですね。

2015年5月に東京文化会館にて国立モスクワ音楽劇場バレエ団の
来日公演があったのですが、同様に2010年にも来日していたようです。

参考記事: 
- Star File | こちらに舞台写真あり
- 演劇キック 観劇予報 ←こちらで写真も見られます。
- ローチケ

「演劇キック」に紹介されている2010年公演時の批評もおもしろいです。
「大聖堂の内外を写実的に再現した美術も、不気味なほどの存在感だった」
↑の動画にもちらっと映ってますね!


(3) エスメラルダ

演出・振付: 法村牧緒
法村友井バレエ団

参考記事: Dance Club Web Magazine ←写真をどうぞ。

こちらはブルメイステル版を参考にして作られた作品。
この作品では、フェビュスが婚約パーティを開いた時に
ジプシーたちが(踊りに?)やってきて、
「エスメラルダとフェビュスのパ・ド・ドゥには、再開できた喜びに満ちていた」
のだそうですが・・・。

おいおいフェビュス、いくらなんでも婚約パーティでそれはないだろ。
(でもそれでこそフェビュスか(笑))

(4)  エスメラルダ 
背むし男とジプシー娘の悲恋の物語

台本・演出・振付: 石田種生
音楽: チェザレ・プーニ 福田一雄
美術:妹尾河童 | 照明:沢田祐一 | 衣裳:田代洋子

音楽が(2)のブルメイステル版と同じくチェザレ・ブーニですが、
台本・演出・振付は石田種生さん、美術は妹尾河童!
「韓国国立バレエ団、アメリカのコロラド・バレエ団でも上演されている
石田種生の代表作といえる作品」なのだそうです。

ストーリーを読むと、エスメラルダとママとの話にかなり焦点があたっています。
それがブルメイステル版紹介にある
「エスメラルダの出生の秘密にまつわるエピソード」に近いかなと思ったり。

参考記事: 
- 東京シティ・バレエ団 | 舞台写真はこちらのページでチェック!


(5) バイレ・ロマンティコ 『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』

作・演出: 齋藤 吉正

宝塚歌劇団雪組にて2015年上演予定。
主演: 早霧せいな、咲妃みゆ  

ミュージカル・ノスタルジー『星逢一夜(ほしあいひとよ)』との上演
宝塚大劇場:2015年7月17日~ 8月17日
東京宝塚劇場:2015年9月4日~10月11日

ミュージカル・ロマン『哀しみのコルドバ』との上演
梅田芸術劇場メインホール: 2015年11月21日~23日
その他、日本各地をツアー


「どこまでも続くエメラルドの海をバックに繰り広げられる、
情熱の愛と夢の数々を描いたラテン・ショー」なのだそうですが、
これはユゴー原作とはまた別モノなのでしょうか・・・?

ユゴー原作とも何とも書かれてませんし、ストーリー紹介もないので
よくわかりません。「海をバックに」っていうところからすると
ユゴー作品とは違う気もするんですが・・・どうなのかな。
(っていうより、これバレエじゃないと思いますが←よくわからない
とりあえずこのカテに入れておきます)

ユゴー先生の小説フランス語版では、エスメラルダは自分のことを
「La Esmeralda ラ・エスメラルダ」と名乗っていますし、
ブルメイステル版バレエ作品(2)もアルファベット表記では
「La Esmeralda」になっています。
だからやっぱりつながりあるのかなーとも・・・(笑)。

なんにしても、宝塚でカジモドが出てくるとは考えられないので、
ユゴー作品に近いとしても、エスメラルダのお相手はフェビュスかな。
個人的にはグランゴワールにも夢を見させてやってほしいんですけど
(フロロがお相手でも喜ぶ人はたくさんいると思いますw)
・・・ないだろうなあ(笑)。


国立モスクワ音楽劇場バレエの「エスメラルダ」は上演終了ですが、
ブルメイステル版「白鳥の湖」はこの週末5/23~24に上演されます。
ご興味がある方はこちらもどうぞ♪

そして、終わったばかりなんですが、
ブルメイステル版「エスメラルダ」の再演、よろしくお願い致します。
できれば大阪でも上演してくださいませ♪


Comment

バレエ版、過去に観ていました^^

こんにちは。

こちらの記事を拝見して、そういえば90年代にパリでバレエ版のノートルダム・ド・パリを観たな~と思い出し、昔の資料を引っ掻き回してみたら、やっぱり私観ていました!

1996年10月パリ・オペラバスティーユにて。

でもキャストはDVD版とは違い、
エスメラルダ:マリークラウド・ピエトラガラ
カジモド:カデル・ベラルビ
フロロ:ウィルフリード・ロモリ
フェビュス:ヤン・ブリダール
・・・と、見事に違っていましたが、同じシーズンのものを観てたみたいです^^
この時の映像が(キャストは違いますが)残っているんですね~~。

かなり昔のことなので舞台の様子などは大分忘れてしまっているのですが、カジモドの動きが、らしいんですけどすっごくしなやかで美しかったことはハッキリ覚えています。

思い出させてくださってありがとうございました♡
  • posted by hyangdae
  • 2015.06/29 15:17
  • [Edit]

hyangdaeさんへ

ご覧になったのって、ローラン・プティの作品ですよね?
1996年って初上演の年ですよね!しかもオペラ・バスティーユで!キャストは違えど、素敵な経験ですね~~!

カジモドのしなやかな動き・・・(≧∇≦) バレエならではですね♪
貴重な情報、ありがとうございました!
  • posted by Mew
  • 2015.06/29 20:28
  • [Edit]

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Mew

Author : Mew

2013年来日公演したミュージカル
ノートルダム・ド・パリ」、及びフレンミュージカルを応援中!ノートルダムでオリジナル・グランゴワールを務めたブリュノ・ペルティエも熱く応援中!


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